CBDをペットに与えた時の効果は?副作用はある?

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2023年3月25日 PET

CBD(カンナビジオール)とは、大麻草の成熟した茎や根から抽出される成分で、人間が摂取することでリラックス効果やストレスの緩和、睡眠の改善、抗炎症・抗酸化作用などの効果が期待できます。

CBDは、日本では違法成分とされる大麻草由来のTHC(テトラヒドロカンナビノール)とは違って、依存性や気分がハイになる向精神作用はありません。また、厚生労働省にも認可されており、WHO(世界保健機関)の報告書でも害がないことが確かめられていることから、CBDの取り扱いに法律上問題はありません。

そんなCBDですが、最近はペット向けの製品なども展開されています。そこでこの記事では、CBDはペットに摂取させても問題はないのか、そしてペットに与える効果や副作用などについて解説をしていきます。

CBDはペットに摂取させても大丈夫?

人が摂取する目的のCBD製品は数多く製造されていますが、実はペット向けのCBD製品も存在します。

結論、CBDはペットに与えても大丈夫です。理解を深めるため、まずは人間を含む全ての哺乳類に備わっている「エンドカンナビノイドシステム」という身体の仕組みについて学んでいきましょう。

エンドカンナビノイドシステム(ECS)とは

ペットとして愛されている動物といえば、犬や猫を思い浮かべる方は多いでしょう。そんな犬や猫、そして人間を含む哺乳類の全てには、エンドカンナビノイドシステム(ECS)という機能が備わっています。

エンドカンナビノイドシステムとは簡単に言うと、身体と心の健康を維持するために備わった機能のことです。エンドカンナビノイドシステムによってコントロールされている身体機能の範囲はとても広く、睡眠や食事、代謝だけでなく、不安や緊張などの感情的な面にも大きく関わってきます。

この機能が働くのは、身体中から発現するカンナビ受容体とカンナビノイドが結合したときで、体外から摂取できる植物性カンナビノイドの一つとしてCBDは知られています。

CBDをペットに与えて期待できる効果とは?

人間と同じエンドカンナビノイドシステムの機能がある犬や猫も、CBDを摂取することで人間が摂取したときと同じような効果が期待できるとされています。

疼痛を抑える

犬や猫などのペットは、加齢や肥満、怪我などにより関節に負担がかかることで慢性的な疼痛(身体の損傷による痛み)を起こすことがあります。

CBDには抗炎症作用があることから、このような症状を軽減する効果がペットにも期待できます。

発作(てんかん)を抑える

犬や猫などのペットは、脳が興奮状態になり突如発作(てんかん)を起こすことがあります。

発作(てんかん)に対してできる対処法は、経過観察か食事の改善、抗てんかん薬の投与があります。一方で、CBDには脳への神経伝達を整えてくれる効果が期待でき、CBDを摂取することも対処法の一つとして注目されています。

不安の軽減や睡眠、食欲の改善

CBDは、摂取することでリラックス効果やストレス緩和の効果が期待できることから、医療分野での活躍も期待されており、これはペットにも同様のことが言えます。

犬や猫も日常の物音や環境で日々ストレスに晒されています。ストレスは睡眠や食欲に大きな影響を及ぼすため、CBDを摂取することで軽減される可能性があります。

CBDの副作用はある?

人間がCBDを摂取したときの副作用はほとんどなく、あったとしても非常に軽いものとされていますが、ペットではどうでしょうか。

ペットのCBD摂取研究進む

ペットのCBD摂取はまだ研究段階ですが、人間のCBD摂取効果と同様の効果が期待され、動物医療でも採用が進んでおり、特に癲癇や、分離不安症(お留守番ストレス)などへの効果が取り上げられています。

過剰な摂取は避けましょう

ペットに過剰にCBDを与えることで発生する可能性がある副作用は、下痢、口の渇き、眠気、血圧低下などです。必ずしもこれらの副作用が引き起こされるとは限りませんが、人間が過剰摂取したときの副作用と酷似していることから、ペットにCBDを与える際は、人間の時と同じように少量から始めていくことがおすすめです。

信頼できる製品・ブランドを選びましょう

ペット向けCBD製品の販売は増加傾向にありますが、購入を検討している場合は信頼できる製品・ブランドを選びましょう。

成分分析表を公開し、余分な成分が入っていないことを確かめられる製品を選ぶことで、安心して使用することができます。

また、CBD製品の使用が不安な場合は、かかりつけの獣医に相談するなどして判断するようにしましょう。

まとめ

今回はペットにCBDを与えることによる効果についてお伝えしました。

哺乳類である犬や猫には、人間と同じくエンドカンナビノイドシステム(ECS)が備わっています。そのため、CBDを摂取すると人間と同様の効果が期待できるとされ、現在では数多くのペット用CBD製品が販売されています。

医療用としても活躍が期待されているCBDはまだ分からないことも多いですが、健康上の問題はないとされています。とはいっても、体内に取り込むものであり、その効果や副作用にも個人差があります。

ペット向けCBD製品を取り扱う際は、飼い主としての責任を持って選ぶようにしましょう。