厚生労働省とCBD。大麻取締法との関係は?

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2023年3月25日 CBD(ベイプ・オイル)

今日本では、さまざまな販売店やオンラインでも購入が可能になったCBD製品。

ドンキホーテなどの大型量販店でも取り扱いがされ始め、ますます注目が集まっています。

そんなCBDですが、厚生労働省の認可がないとそもそも製造・販売などができないことはご存じでしょうか?

この記事では、厚生労働省とCBDの関係についての解説をはじめ、CBDと大麻取締法との関係や、現在さまざまな検討が進んでいる大麻取締法の新しい論点について解説していきます。

特に法規制や大麻やCBDの取り扱いに関する最新情報を知りたい人にとって、この記事は有益なものとなっているかと思います。

ぜひ参考にしてみてください。

厚生労働省とCBDの関係は?

厚生労働省は、国民の生活の保障や経済発展のために幅広い業務を担当する国の行政機関です。

そんな厚生労働省ですが、CBDを説明する上では必ずセットとなる機関なので、詳しく解説していきます。

新薬や新成分などに対して製造・販売許可を出すのが仕事

厚生労働省は、新しい薬や新しい成分などに対して製造・販売の許可を出すのが主な業務の一つです。

そのため、比較的新しい成分であるCBDも、取り扱う上では厚生労働省の認可が必要になります。

CBDの輸入にも厚生労働省の認可が必要

CBDは基本的に海外から輸入することがほとんどであり、輸入の際には厚生労働省からの認可を取得する必要があります。

輸入許可には、成分分析書・原材料の証明書・原材料や製造工程の写真等が必要になります。

特に厚生労働省で成分の分析などは行いません。

厚生労働省認可=安全ではない

前述したように、厚生労働省ではCBDの成分検査を毎度実施しているわけではなく、あくまで書類上の審査に留まっています。

つまり、書類の偽造や虚偽申請などの可能性もゼロではないということです。

そのため、残念ながら厚生労働省認可=絶対に安全と考えるべきではありません。

あくまで書類上の審査が通ったということで理解しておきましょう。

輸入ができてもTHCなど違法成分が混ざっている可能性も

厚生労働省では、CBDの輸入は書類審査に留まるため、輸入ができたとしても日本では違法成分であるTHCが製品に含まれている可能性もあります。

THCはいわゆるマリファナ成分であり、合法の国もありますが、日本では違法として取り扱われています。

そのため、意図せずにそういった成分を摂取してしまうリスクもあるということです。

CBDと大麻取締法との関係は?

CBDと大麻取締法も、よくセットで語られることが多いです。

これは、違法成分であるTHCとの区別において用いられることが多いため、CBD=違法かどうかという論点では語られていません。

ですが、CBDは大麻草由来の成分であるため、大麻取締法について理解はしておいた方がより安心です。

次項では、日本における大麻取締法の最近の動きについて解説します。

大麻取締法改正の主な論点

現在日本では、大麻取締法の改正に向けた動きが強まっています。

その背景にはどんなものがあるのか、解説していきます。

医療大麻など、医療ニーズへの対応

大麻は、アメリカやカナダでは医療にも活用されています。

大麻には医学的に有用な成分が含まれていることは分かっており、ようやく日本でも医療用大麻の解禁について議論が始まりました。

大麻使用罪創設の検討

薬物乱用への対応として、現行の大麻所持を取り締まるだけでなく、大麻使用罪の創設も日本では検討がされ始めました。

これは世界の動きとは逆行していますが、戦後の日本では大麻は薬物としての認知が広まっているため、より厳しく明確な対応を求めていくようです。

薬物乱用・依存者への社会復帰支援

大麻の使用を禁ずるとともに、薬物乱用者や薬物依存者への社会復帰を支援する必要があるという議論もなされています。

こうした支援策まで含めて大麻取締法の改正は検討が進んでいます。

現行の部位規制ではなく成分規制への変更

現在日本では、大麻草の部位によって法規制がなされています。

具体的には、大麻草の花、穂、葉、未成熟の茎などから抽出されるものの輸入は規制されており、反対に、成熟した茎や種子などから抽出されるものの輸入は許可されています。

これは、大麻草の花、穂、葉、未成熟の茎などには違法成分であるTHCが含まれることからです。

つまり、規制すべきはTHC成分であることから、現行の部位による規制ではなく、シンプルに成分による規制を行うべきだという検討がなされています。

また、THCの含有量についても、何%以上を違法とするのか明確化することも検討されています。

まとめ

この記事では、厚生労働省とCBDの関係、CBDと大麻取締法との関係、そして、現在さまざまな検討が進んでいる大麻取締法改正について新しい論点を詳しく解説してきました。

大麻草由来のCBD製品が盛り上がるなか、反対に大麻使用に関する一般規制は強まっていく見通しが強くなっています。

これは、より明確にCBDとTHC成分の取り扱いを分けていくということでもあります。

一方で、医療用大麻の解禁については前向きに検討しているため、今後ますます大麻に関わる議論は活発になっていくことが予想されます。

CBD製品に関しては合法であることに変わりはないため、これまで通りその素晴らしい効果を活用していくことができそうですね。