海外だけでなく日本での認知も徐々に高まっているCBD製品。さまざまな良い効果があるとよく聞く一方、CBDが麻薬の原料としての印象が強い大麻草から抽出される成分ということから、その安全性に不安を持つ方も多いでしょう。
そこで今回は、CBDについて基礎のおさらいからはじめ、安全性まで詳しくお伝えしていきます。また、CBD製品の選び方や使う際の注意点も併せてご紹介するので、ぜひご参考ください。
CBDの基礎をおさらい


ではまず、CBDとは何なのか、期待できる効果や使い方について、基礎を解説していきます。
CBDとは?期待できる効果とは?
CBDとは、Cannabidiol(カンナビジオール)の略称で、大麻草から抽出される60種類以上あるCannabinoid(カンナビノイド)という成分のうちの1つを指します。
CBDに期待できる主な効果としては、ストレス緩和やリラックス効果、不眠の緩和、抗炎症・抗酸化作用などがあると言われており、日常生活だけでなく医療機関や美容目的などでも活躍が期待されています。
CBDの使い方は?
さまざまな効果が期待できるCBDは、使い方も飲むタイプ、塗るタイプ、吸うタイプのように多岐にわたります。
手軽に摂取できるカプセルタイプだけでなく、アロマオイルや電子タバコ、お菓子など、多くの製品にCBDが配合されています。
最近ではペット用のサプリなどにも配合されており、認知とともに使用の範囲も広がり続けています。
CBDの安全性は?摂取しても本当に大丈夫?


CBDには良い効果がある反面、悪い印象が先行する大麻草から抽出される成分ということから、副反応など安全性への不安を感じる方は多いと思います。
実際、CBDは本当に摂取しても安全な成分なのでしょうか?
CBDに対するWHO(世界保健機関)の見解
2017年に実施された世界保健機関(WHO)の薬物依存に関する専門委員会(ECDD)の報告書によると、CBDに関する実験の結果、ヒトにおける有害反応、依存の可能性、乱用の可能性は少なく、麻薬のような効果は見られなかったと示されています。
これにより、CBDは麻薬の成分とは異なることが確認されています。
一方で、副反応もほとんどなく、あっても非常に軽いとされていますが、全くないわけでもありません。飲用摂取した場合は、口の中の乾き、眠気、立ちくらみなどの症状が一部見られるとされています。
成分分析表などを公開している製品を選ぶ
CBDを安全に摂取するためには、成分分析表(CoA)を公開している製品を選びましょう。
世界保健機関(WHO)の報告書からCBDの安全性に問題がないことは確認されましたが、存在する全てのCBD製品に問題がないとは限りません。
過去には、厚生労働省の調査で日本でCBD製品を取り扱っている会社から販売されている18種類のCBD製品を調べたところ、3種類から麻薬の成分であるTHC(テトラヒドロカンナビノール)が検出された事例もあります。
CBD配合のオイルや電子タバコは安全?
CBD製品には、オイルや電子タバコなどさまざまな種類がありますが、いずれも成分分析表(CoA)が公開され、THC(テトラヒドロカンナビノール)が含まれていなければ、麻薬としての危険性はないと判断できるでしょう。
CBD製品を選ぶ・利用する際の注意点
成分分析表(CoA)が公開され、安全性が保証されたCBD製品でも、利用する際には注意が必要です。
代表的な注意点について解説していきます。
CBDの過剰摂取は控える
CBDの過剰摂取は控えましょう。いくら安全性が研究によって確認されているからとはいえ、目安の分量を超えた摂取はおすすめできません。
一般的な薬剤とは違い、CBD製品は薬剤とは別の食品などで分類されます。そのため、明確な摂取基準が設けられている国はわずかです。
また、長期の摂取でも副作用が見られないと見解がなされていることから、多く摂取しても問題ないのでは?と思うかもしれませんが、製品に記載された使用方法や1日あたりの分量は必ず守りましょう。
CBDは多く摂取したからといって効果が強く出るわけではありません。正しく使用することが大切です。
少量ずつから摂取する
CBDの効果には個人差があります。目安はあくまで目安のため、自分に合った目的と量を把握し少量から摂取しましょう。
また、CBDの安全性についての研究では、純度が高いCBDが利用されていることがほとんどです。CBD製品に配合されている添加物などは考慮されていないため、注意しましょう。
そして、CBDが合わないと感じたらすぐに使用を止め、医師に相談することをおすすめします。
まとめ


今回の記事では、CBDについて基礎のおさらいからはじめ、その安全性までをお伝えしてきました。
CBDの安全性は研究によって確かめられていますが、過去の調査で製品によっては麻薬の成分が検出された事例もあります。
安心して使用するためには成分分析表(CoA)などを公開しているCBD製品を選び、各用法と分量の目安をよく守って少量から摂取してください。

